花粉症は悪と捉えるのではなく、世界の意思と捉えれば気が楽なのでは

2018年3月14日水曜日

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世の中には「全ての出来事は全てポジティブに捉えよう!」と信じる宗教が存在します。

悪い事を考えてもしょうがない。
起きてしまった事はしょうがない。
前向きに、明るく生きよう。
そうすれば楽しい人生が送れる。

……みたいな、しょーもない信仰をライン工事のように実行するヤバイ宗教の事です。

私はネガティブの中にこそ、人間の本質が隠れていると確信しています。
なぜならば世界は争いに満ちており、成長とは誰かとの争いでしか感じられないからです。
人間とは、争いという行為でしか自分を感じられない哀れな生物。
そんな存在が常にポジティブに物事を捉えるなんて、神の意思に逆らう愚か者以外に表現のしようがありません。

意味が分かりますか?
分からないのであれば、ここで小学生にも理解できるよう、分かりやすく例を出しましょう。


たとえば、みなさんご存知の花粉症。
日本では約2割の人間が花粉症にかかっているそうです。
2割って事は20%です。つまり五分の一という事です。めっちゃ多いという事です。

テレビや新聞を読まない人間ですら「花粉症」という病気を知ってます。
むしろ花粉症を知らない人間を私は見たことがありません。
記憶を無くした人間も、ボケはじめた老人も、Twitterで政治を語る馬鹿ですら「花粉症」を知っています。
噂では生まれて初めて喋った赤ちゃんの言葉が「かふんしょう!」という家庭がいくつもあったらしいです。
すみませんこれは嘘です。私は嘘とつきました。なんで嘘をついたのかは分かりません。
でも、それくらいヤバイって事を嘘をついてでも伝えたかったんです。

どの芸能人の名前以上に有名な「花粉症」
どの病気よりも身近な「花粉症」

そんなヤバすぎる存在の花粉症。
つまり花粉症という存在は、単なる病気ではなく、宇宙を構成する1つの事象ではないか? と私は最近思うのです。

たとえばこの世界に雨が降らなくなり、慢性的な水不足が発生したとします。
大地は渇き、植物は枯れ、生命に危機が訪れる。
一滴の水で人々が争いを起こすようになります。

そんな破壊が止まらない世界に、1人の美少女が歩いていました。
彼女はここ三日ほど水を飲んでいなく、身体は疲労しきっていました。
そんな彼女の前に現れたのは、パネるという1人の男。

彼は重度の花粉症で、外に出るのにマスクが必要不可欠。
ですがマスクをしたら最後、必ず警察に職質を受けてしまうような身なりをしているナチュラルな不審者でした。

そんな男から溢れ出る大量の鼻水。
彼女は乾ききった喉を震わせながら、恐る恐るこう言いました。



「あなたの鼻水を、少し分けていただけませんか?」



~続く~





最近見た映画の感想コーナー その3
300 〈スリーハンドレッド〉~帝国の進撃~



前回紹介した奴の続編なんですけど、あんまり面白くはなかったですね。
いや、正確には面白いんですけど、1作目が面白すぎて比べられてしまうというか。
これ映画に限らず何にでも言えると思うんですけど、めっちゃ評判が良かった作品の続編ってなんか「????」な物が多いですよね。

え、前作みたいな感じでやればいいじゃん? なんでよく分かんない捻りを入れるの?
みたいな、なんかそんな感じ。
監督とか作曲者変えて作ったらまったく別物の続編ができました、みたいな。

これは監督も変えてないみたいなんですけど、なんか爽快感がない。
前回はゴリ押し、今回は戦略的みたいなかんじ。

今回もゴリ押しでいけよ、っていうのが私の感想でっす。
いや、面白いんだよ。面白いの。
でもな? もっとなんか、面白くできたんじゃないのかなって。
一作目が面白すぎたね。これ単体で見ていたら素直に面白かったんじゃないかなって。
そんな感じ。

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