キャラメルコーンをご存知だろうか?
このお菓子を知らない日本人は居ないのではないだろうか?
更に言えば、これを食べた事がない人も居ないのではないだろうか?
ポテトチップスの次の次辺りに君臨する存在感を放つお菓子 キャラメルコーン。
そんな偉大なお菓子が、今、私の目の前に存在している。
まず先に誤解を解いておくと、私はこんな子供っぽいおかしではなく、マイクポップコーンの九州醤油味が食べたかった。
だから、本当はキャラメルコーンを買う予定、つまり未来はこれっぽっちも存在していなかった。
だけども、普段100円以上の値段設定であるお菓子が100円以下で売られていたとしたら
それはもう、なんというか、その場の雰囲気というか、その日の体調次第というか
まぁそんな感じで、一時の気の迷いみたいな感情で買ってしまう事だってある。日本人はセールに弱い。だから当然、私の弱点でもあるのだ。
そんなこんなで、繰り返すが私の目の前にはキャラメルコーンが置いてある。
正確には「開封されているキャラメルコーン」
つまり、私は既にこのお菓子に手を付けてしまった、という状況なのだ。
完結に言おう。
甘い。甘すぎる。甘すぎて吐き気が襲い掛かってくる。
まるで糖尿病患者の尿みたいに甘い。
いや実際に飲んだことはないが、尿の知識に関しては幼女のおしっこはラムネの味がするくらいの知識は持っている。だからたぶんこの表現は間違いなく正解していると判断できる。
甘い。
どれくらい甘いかと説明すると、まず3個でギブくらい甘い。
これを母親から朝飯で出されたら唾を吐き掛けるくらいには甘い。
アルフォートを定期的に摂取する私ではあるが、このお菓子、否、この兵器の甘さは基準値を超えていると感じる。
あまりの怒りに消費者センター的な場所に電凸しようと思ったが、理性をフル稼働させて震える手を必死に抑え込んだくらい。それくらい甘い。
「そうだ、豆乳と一緒に飲めばちょうどいいのでは!? マジで俺天才だな!」
と思って一緒に摂取したけど、それでも甘すぎるわ雑魚が。倒産しろよRiotJP。
本来であれば今頃マイクポップコーン九州醤油味を美味しくいただきながらLiveLeak見て爆笑かましてた所だと思うと、この怒りをどこに向けたらいいのか分からなくなる。
そんな時、開けていた窓から見知らぬ美少女が飛び込んできた。
「す、すみません。そのキャラメルコーン…… いえ、黄金の宝石を私に譲っていただけませんか?」
彼女は、確かにそういった所で、私はこの意味の分からない、まるで生産性のない文章を書く事を止めて、枕を涙で濡らす事に決めた ~終~